NP後払いでAmazonギフト券は購入できない理由を詳しく解説

amazonギフト券 NP後払い
調査員:すぐる
現在Amazonでは現金であったりクレジットカードであったりAmazonポイントを利用して商品を購入したり、Amazonギフト券を購入したりすることができます。
その支払い方法の中に『NP後払い』という支払い手法があることはご存知でしょうか。

名前の通り今欲しい商品があるが手持ちが無くてあきらめるしかないというときに後から支払えば大丈夫ですよという支払いシステムがあり、これを採用したシステムが『NP後払い』という支払い方法です。

恐らくNP後払いという支払い方法をご存知無い方が多数おられると思うのでまずは『NP後払い』とは一体どんなシステムなのか、特徴や使い方を解説します。
また、この支払い方法を使ってAmazonの商品やAmazonギフト券を購入することは出来るのか、そして、NP後払いの注意点について解説していきます。

この記事はこんな人におすすめ

  • NP後払いについて詳しく知りたい方
  • NP後払いでAmazonの商品を購入しようと考えている方
  • NP後払いでAmazonギフト券を購入しようと考えている方

NP後払いとは何か?

NP後払いとは何か?

ご隠居様。通販でお買い物を楽しんでいると支払い方法に『NP後払い』という方法を目にしました。
はじめて目にするものだったのですが、名前の通り後払いで購入できるということでしょうか
お銀
お銀
黄門様
黄門様
うむ、商品購入の際に支払い方法を選択する中にNP後払いというものが存在するんじゃ。
では一体NP後払いって何か知らない人もいると思うので解説していこう

そもそもNP後払いという言葉を知っている方というのは少ないと思います。
ですのでまずはNP後払いとは何か解説していきます。

NP後払いとは
株式会社ネットプロテクションズが提供する『後払い決済』サービスのことを言います。

2002年からこのNP後払いというシステムが導入されて今や通販会社含めて69000店舗のお店で利用可能となっています。

購入者は、商品と同時に届く請求書を用いて

  • 全国のコンビニエンスストア
  • 銀行
  • 郵便局
  • LINE pay

のいずれかの機関で支払いを行います。

つまり、購入者が最初に購入した商品の支払いをネットプロテクションズが代行する形になります。

次に購入してから支払いまでの一連の流れを解説していきます。

購入から支払いまでの流れは以下の通りです。

  1. ネットでショッピングをする
  2. 商品注文時に『NP後払い』を選択する
  3. 注文した商品が到着する
  4. 請求書が後から届く(同時に梱包される場合もあります)
  5. 上記の機関で支払いをする

これで完了となります。

あとは会員登録しているのでNPポイントが溜まり、NPポイントクラブでまた別の商品とポイントを使って交換することも可能です。

このポイントは1ポイント=1円で利用可能となっています。

とても簡単で分かりやすくそしてお得が詰まった支払い方法と言えます。

クレジットカードやバンドルカードでの支払いは代表的な後払いシステムですが、その次に人気の高い後払いの決済手段です。

クレジットカードのように書類審査が無く誰でも簡単に利用出来るメリットがあります。
ただし、支払い選択時に軽い審査があります。
例えば

軽い審査とは?

  • 登録情報(電話番号や住所などの個人情報)に不備があった場合
  • 上限の金額を超える請求をした場合
  • 支払の期日を過ぎても支払いが確認出来ない場合

こういった場合は支払い方法をNP後払いにして購入しようとしても『お取引が出来ませんでした』というようなお知らせが届いてしまいます。

もしも支払い期日を過ぎて支払いをしていなかったと言う場合は、すぐに支払いをすれば信用情報にキズはつきません。

遅れた場合でも事前にもらっている『請求書』で支払いが可能ですので、もしも期日に間に合わなかった方は1日でも早く請求書を元に支払いをするようにしましょう。

注意!
支払いの期限は商品が到着した日から14日以内となっており、利用限度額は54000円と決まっています。
なるほど。色々な後払いの支払い方法がある内の1つにNP後払いというシステムがあるということですね。
Amazonでは見かけないのですが、Amazonでは利用できないんでしょうか
お銀
お銀
黄門様
黄門様
そうじゃな。NP後払いはネットプロテクションズが提供している支払いシステムで馴染みは少ないと思うのじゃ。
実はまだ使える通販と使えない通販があるんじゃ。
ではAmazonは利用可能なのか、またそういった場合にAmazonギフト券は購入可能なのかについて解説していこう

NP後払いでAmazonギフト券は購入出来ない

NP後払いでAmazonギフト券は購入出来ない

助さん
助さん
ご隠居様。おぎんも言っておりましたが、Amazonでの後払いにNP後払いというものが存在しないのですが、これはどういうことでしょうか
黄門様
黄門様
うむ。そうじゃな。結論から言うと実はAmazonはまだNP後払いを実装していないんじゃ。
だからAmazonの後払いの選択欄に『NP後払い』というものが無いのじゃ。
そちらについて詳しく解説していこう

Amazonの支払い方法のひとつに後払いシステムがあります。

後払いシステムは今やいろんなシステムが存在しその1つにNP後払いがあります。
ですが、現在NP後払いをAmazonは実装していないのでNP後払いでの決済を利用することは出来ません

よってAmazonで商品を購入するときに『NP後払い』という機能は使うことが出来ません。

Amazonの商品を後払いで購入したい時は以下の方法で購入するしかありません。

Amazonの後払い

  • クレジットカード
  • 携帯決済
  • バンドルカード
  • Paidy翌月払い
  • 電子マネー
  • のみとなっています。

支払日はどの後払いシステムを利用しても翌月の10日に支払う事になっています。
Amazonから請求書が届くのは翌月の1日〜3日でEメールかSMSで連絡が来ます。

では、本題のAmazonギフト券はどうなのかについてですが、こちらも結論からいくとNP後払いで購入することはできません。

Amazonの後払い方法の1つにNP後払いという支払い方法が存在していないため購入することが出来ません

ですので、もし後払いでAmazonギフト券を購入したいといった方は上記でも解説した通りでクレジットカードやバンドルカードといったカード決済や、携帯決済や電子マネーでの支払いでしか購入することが出来ませんので気を付けましょう。

Amazonの支払い方法に様々な後払いシステムがある中でNP後払いでは購入が出来ないんですね。
お銀
お銀
黄門様
黄門様
そうじゃな。NP後払いというのを実装していない通販会社が多くAmazonもその一部なのじゃ。
だから、Amazonで後払いをしたいと言った場合は別の後払い方法を選ぶしかないんじゃな。

NP後払いで注意すべき点を解説

NP後払いで注意すべき点を解説

Amazonでお買い物が出来ないことが分かりましたが、NP後払いについてもっと注意するべきポイントというのはあるのでしょうか
お銀
お銀
黄門様
黄門様
NP後払いにもやはりいくつか注意すべきポイントがあるんじゃ。
それについて解説していこう

NP後払いを利用するときに注意すべき点を解説していきます。

注意点

  • 手数料がかかるところとかからないところがある
  • 後払いに対応出来る金額が決まっている
  • 支払いは請求書発行から14日以内

これらが挙げられます。

まず手数料ですが、支払う機関によって手数料がかかるところとかからないところがあります

手数料がかかる機関

銀行振り込みでの申し込み

手数料がかからない機関

  • コンビニエンスストアでの支払い
  • 郵便局、ゆうちょ銀行での支払い
  • LINE pay請求書での支払い

となります。

手数料は銀行振込での支払いのみで、330円の手数料がかかってしまいます。

コンビニエンスストアの場合は、請求書をレジまで持っていくだけで支払いが可能となり手数料もかかりません。

郵便局やゆうちょATMでの支払いの場合は、請求書下の収納用紙があり、それを使って支払いが可能になっています。

LINE pay請求書での支払いの場合は、NPから届く請求書のバーコードを読み込むことで支払いが可能になります。

手数料がかからなくても、それぞれの機関で支払い方法や使う用紙が違う部分があるので注意が必要です。

NP後払いの上限金額についてこちらは先述でも解説した通りで、NP後払いには上限金額が設定されています。
54000円を超える請求はできません。

なので、もし60000円の買い物をNP後払いで購入しようとしても購入を完了することができません。
上限があることを理解したうえでショッピングを楽しむ必要があります。

支払いは請求書発行から14日以内について、支払い期日は、請求書が発行されてから14日以内となっています。

ただし請求書が来るのは翌月なのですぐに用意する必要はありませんが、14日以内に間に合わなかったというようなことが無いように注意が必要です。

NP後払いにも注意点はあるのですね。
支払い方法によっては手数料がかかるところとかからないところがあるというのは驚きでした。
出来るだけお金を使わないようにしたいのであればコンビニや郵便局での支払いが良いのかもしれませんね
お銀
お銀
黄門様
黄門様
そうじゃな。他にもNP後払いに対応している上限金額が決まっていたり、支払いの期日が決まっていたりするからその辺も注意してショッピングを楽しまなければならないの

amazonギフト券のNP後払いに関するよくある質問

Q.amazonギフト券を購入するときNP後払いは可能ですか?
NP後払いはツケ払いと呼ばれておりスマホにNP後払いのアプリを入れると支払いを翌月にすることができる機能です。amazonギフト券の場合はNP後払いを制限していることがありますが、バンドルカードのポチっとチャージだとNP後払いでamazonギフト券が手に入ります。
Q.amazonギフト券のNP後払いで気をつけることは?
NP後払いのほとんどは分割払いができないので翌月一括払いとなっています。NP後払いの利用期間が長いと最初5,000円の限度額だったのが数ヶ月で3万以上使えるようになってきます。限度額いっぱいまで使うと翌月まとめて請求されるので高額なamazonギフト券を購入する際は支払いに注意して下さい。
Q.債務整理中でもamazonギフト券のNP後払いは使えますか?
NP後払いの最初の審査はスマホのSMS認証なので電話が通じれば後払いでもamazonギフト券を購入することができます。身分証を出して限度額アップの申請をしても個人情報機関に照会する審査はないので、NP後払いは債務整理中でも使えます。

さいごに『NP後払い』についてのまとめ

さいごに『NP後払い』についてのまとめ

黄門様
黄門様
どうじゃったかな?
今回はNP後払いの特徴やAmazonで使用可能かどうか、またAmazonギフト券をNP後払いで購入可能かについて解説してきたが
はい、ご隠居様。今回の解説も大変分かりやすくすぐに手が出しやすいことが分かりました。
しかし、Amazonギフト券を購入する時は他の後払い方法を選択しなければならないとう点では早く実装してほしいなと思いました
お銀
お銀
黄門様
黄門様
そうじゃな。NP後払いでAmazonでお買い物が出来ればNPポイントも貯まり、Amazonポイントも貯まるのでメリットはたくさんあると思うのでぜひ実装してほしいの

今回は、

  • NP後払いとは何か?特徴と利用方法について
  • NP後払いを使ってAmazonギフト券を購入することは出来るのか
  • NP後払いを使用する時の注意点

これらを解説してきました。

今回の内容をまとめます。

まとめ

  • NP後払いとは株式会社ネットプロテクションズが提供する『後払い決済』サービスのこと
  • 書類審査が無く誰でも簡単に登録が出来る
  • 対応出来る金額の上限が54000円と決まっている
  • Amazonでの買い物をNP後払いで決済することは出来ない
  • NP後払いでAmazonギフト券を購入することは出来ない。(他の後払い方法だと可能)
  • NP後払いの支払い方法に手数料がかかる機関とかからない機関がある

となります。

ご隠居様。今回も解説ありがとうございました。
NP後払いは他の後払いシステムとは違い上限はあるものの簡単に作れて支払いも請求書を見せるだけで簡単に済ませられるので難しくて分からないってことはないと思いました。
お銀
お銀
助さん
助さん
確かにそうですね。しかし、Amazonでショッピングを楽しんでいてNP後払い方法で決済出来ないというところが少し残念です。
早く実装してもらってAmazonでもNP後払いを使っていきたいと思いました。
黄門様
黄門様
うむ。2人ともNP後払いのこれからに期待しているのは良いことじゃの。
これから実装されるかはまだ分からんが、もしその時が来るのならばAmazonギフト券もNP後払いで簡単に購入できるから利便性がもっと増すことになるの。

amazonギフト券についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になるかと思います。

amazonギフト券を利用するメリットは?

メリットなどを紹介しているので、併せて読んでみてください。

この記事を書いた人

元金券ショップ店員です。

ギフト券はもちろん、イベント関係のチケットや交通機関系など、様々な金券類の売買に精通。

その知識を使って、身近な商品券の売買やお得な買い物情報を中心にSNSを通じて情報をしていました。

だがSNSを使った悪質な買取業者の存在に気が付き、実際に被害が出ていることに憤慨。

特にアマゾンギフト券に関して、騙し取られる被害が多いことを知ると業界全体のイメージダウンを危惧する。

優良業者を利用すれば騙される心配が無いことをしっかり伝えたいと思うようになり、多くの方に知ってもらえるようにと記事の執筆も始めました。

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