ファクタリング業者『ペイブリッジ』の特徴や利用の流れについて

ファクタリング業者ペイブリッジ
調査員:まさひろ
広告業界では、請求書支払いに時間を必要とし、資金のショートやキャッシュフローの悪化などをもたらします。

特に零細企業や中小企業はもちろんのこと、個人事業主・フリーランスなども請求書の現金不足は大きな課題です。

そこで、請求書を個人でも現金化してファクタリングで買い取るペイブリッジについて特徴や買取率、スピード感、メリット、手順などを紹介します。

助さん
助さん
ご隠居、広告関連の仕事をしているのですが、請求書を現金化できるファクタリング業者を知りませんか?
黄門様
黄門様
それなら請求書を買い取るペイブリッジがあるのう。広告業界に特化した個人事業主やフリーランスでも利用できる業者なんじゃ。
では、ペイブリッジの詳細について私の方から説明します。
お銀
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目次

ペイブリッジの特徴

ペイブリッジの特徴
ペイブリッジではファクタリングにおける売掛債権の現金化として請求書を現金化できるのが特徴です。

特に広告業界の請求書から入金までのタイムラグに焦点を当てて、資金繰りを改善することを目指しています

サービスを提供する会社は株式会社トップ・マネジメントです。

助さん
助さん
ペイブリッジというのは、どのようなファクタリング業者でしょうか?
広告業界を中心に広告部署のある会社や個人を対象に請求書を買い取りしています。
お銀
お銀

助さん
助さん
他の業者となにか違いはあるのですか?
まず、広告業界特化という部分が業界の中でも先駆的となっていて、東京商工会議所の会員でもあるため、利用者にとっては安心感があるのです。
お銀
お銀

広告業界・フリーランスに特化した業者

創業8年以上で5,000件以上の実績を誇る業界の先駆的存在ともいえます。

買取対象となるには広告業界です。

具体的には、

  • 広告代理店
  • 印刷業
  • 広告プロダクション

です。

また、個人事業主・フリーランスでは、

  • よくあるWEBデザイナーグラフィックデザイナー
  • コピーライター
  • イラストレーター
  • カメラマン

などを対象としています。

そのうえで、専業でなくても広告部門があればOKとしているのも魅力です。

ペイブリッジは、東京商工会議所の会員となっているため、他のファクタリング・請求書買取業者とは安心感が違います。

渋沢栄一が始めた由緒正しい中小企業支援などを行う団体です。

東京で8万近い会員数があり、資金調達面なども充実していて、かなりしっかりしています。

請求書の現金化とは

請求書の現金化とは
ファクタリングでは、基本的に法人が取引を行うことで発生する売掛債権があり、一般的にこれを買い取って現金にします。

しかし、大手法人だけが売掛債権を発生させるわけではなく、中小企業や個人・フリーランスもまた請求書などで債権を生じさせるのです。

つまり、いまだに現金が振り込まれていない請求書に対して、売掛債権の扱いでファクタリングとして現金化するのが特徴です。

助さん
助さん
なぜペイブリッジは請求書だけで現金を用意できるのでしょうか?
それは、請求書から支払いが予定されているため、手数料を得る代わりに、先に自社資金で利用者に支払いをするからです。
お銀
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助さん
助さん
まだ支払われていないのに信用するってことですか?
その通りです。例えば、取引先との請求書で入金が確定していても支払われるまでに時間がかかることがあります。その場合に、請求書の現金化をファクタリング業者であるペイブリッジが一時的に資金を用意することで、請求書の債権を渡して現金を得られる仕組みとなっているのです。
お銀
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2社間・3社間ファクタリングの種類の取引がある

請求書の現金化はファクタリングの仕組みと何ら変わらないため、フリーランスや個人事業主が相手であっても2社間ファクタリング3社間ファクタリングといった取引上の種類の違いが存在します。

まず、2社間ファクタリングによる請求書の現金化では、ペイブリッジが取引先の支払いを代理で行い、正式に入金が取引先からあれば利用者が代理で支払うという2社だけで成立するファクタリングです。

一方で、3社間ファクタリングの請求書現金化は、取引先も含めて契約し、ペイブリッジが取引先の支払いを代理でするところまでは同じです。

そこから今度は、本来のスケジュールで取引先が支払う先が利用者からペイブリッジになるのです。

ペイブリッジが支払いの資金を一時的に肩代わりするだけなので、利用者の資金不足などを解消しつつ、利用者にも取引企業にも大きな負担がありません

ペイブリッジにおける請求書の買取率

ペイブリッジにおける請求書の買取率

助さん
助さん
ペイブリッジを利用した場合、請求書の買取率ってどれくらいなんでしょうか?
最大で95%となっており、審査状況や2社間・3社間取引の選択によっても違いがあります。
お銀
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請求書の買取率は最大95%

ペイブリッジでは審査を通して現金化の額を査定し、最終的に高買取率で請求書の代金を支払います。

満額の100%とはいきませんが、最大で95%の買取率を実現しています

もちろん、個々の状況によって異なるため、請求先の取引企業の状態や2社間・3社間ファクタリングの違いなどによっても差が生まれます。

確かに、手数料の5%以上のロスは資金の額が大きくなるほど負担となりますが、中小企業や個人・フリーランスの中にはキャッシュが不足することによって廃業の危機や倒産、別の支払いに回らなくなるなどキャッシュフローの問題が発生しやすいのです。

そのため、最大95%で請求書を買取できるのは、満額で2~3ヶ月の期間を待つよりも重要です。

3社間ファクタリングで高額買取の利用

請求書の買取率やファクタリングの手数料率はどちらも同じものです。

このとき、請求書ファクタリングでは、3社間ファクタリングによる取引のほうが手数料率が少なくなり、買取率が上がる傾向にあります。

その理由は、3社間ファクタリングのほうが、回収できずに終わるリスクが低く、契約後に取引企業が支払いを完済してくれるという信頼があるためです。

ペイブリッジにおいても上記の特徴は一緒であり、高額買取の利用になりやすいのです。

助さん
助さん
では、利用時は3社間の取引をすればベストということですか?
そうとは限りません。会社や個人にもさまざまな事情があります。2社間ファクタリングには、請求書買取の取引を企業に知られないため、信頼関係を壊すリスクがありません。3社間ファクタリングのように買取率を上げて取引企業に知られてしまうか、2社間のように知られずに取引して、少し多めの手数料を取られるかは、信頼関係などを天秤にかけて自社で判断する必要があります。
お銀
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助さん
助さん
なるほど。

ペイブリッジならスピード対応

ペイブリッジならスピード対応

助さん
助さん
資金がショートしそうなのですぐにでも現金が必要ですが、手続きや審査から入金までの期間はどのくらいですか?
期間は最短で1日、郵送や出張対応だとそれらが完了してからとなります。面談場所まですぐに行けるようであれば1日ほどで現金を受け取れるでしょう。
お銀
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最短1日

ペイブリッジはスムーズな手続きの進行と審査を心がけており、最短1日での入金が可能です。

通常の請求書支払いは、請求書の発行から取引先先に月初旬に到着し、そこから2~3ヶ月という歳月がかかります。

ですが、ペイブリッジでは請求書の現金化で手続き後すぐに支払われるだけでなく、来店がすぐ可能なら手続きや審査もスムーズで、資金調達に苦慮している企業や個人にとっては大きな魅力でしょう。

助さん
助さん
取引先からの支払いが2~3ヶ月って思ったよりも長いです。
それまでの期間にキャッシュフローの悪化で現金が不足して事業が破綻するというケースもよくあるため、少しのタイミングのズレで企業が大きく傾いてしまうこともあるわけです。そういったリスクを下げてくれるのです。
お銀
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2社間取引は迅速

ファクタリングは信頼が大切な要素となっており、3社間ファクタリングではさまざまな手続きを必要とします。

しかし、2社間ファクタリングのように利用者とペイブリッジだけの取引の場合は、審査さえ問題なければ迅速な入金を可能とします。

取引先に知らせる通知なども必要なく、2社間で完結するためです。

ペイブリッジを利用する6つのメリットとは

ペイブリッジを利用する6つのメリットとは

メリット

  1. 銀行からの融資が断られても利用できる
  2. 借り入れ扱いにならない
  3. 個人利用が可能
  4. 即金で資金のショートを回避できる
  5. 全国対応している
  6. 繰り返し利用可能

助さん
助さん
ペイブリッジを使うことで得られるメリットはありますか?
請求書買取のペイブリッジでは、基本的にファクタリングと同じメリットが得られます。金融機関の借り入れ扱いにはならず、信用情報機関に負債や返済延滞などマイナスの情報が載ることがありません。
お銀
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助さん
助さん
他には何がメリットとしてありますか?
ペイブリッジは、法人以外の個人事業主・フリーランスも対象にしており、全国対応もしている点などがメリットといえるでしょう。
お銀
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銀行からの融資が断られても利用できる

金融機関の融資でよくあるのは銀行からの融資を受けて資金調達する方法です。

しかし、経営状況が悪いと融資が受けられない企業も多いため、資金繰りが難しくなっています

しかし、ペイブリッジは銀行のような将来性や担保を前提に貸し出す融資ではなく、請求書の確定した支払いを前提に資金を提供します

キャッシュフローの改善には大きな効果があります

助さん
助さん
2社間の取引では、直接返金の支払いをするはずですが、それでも返済ではないのですか?
はい、返済ではありません。ようするに、返済をするのではなく、支払われる代金をそのまま代理のペイブリッジに流すのです。返済がないということは、借り入れでもありません。通常の審査は経営状況に影響されず、土地などの不動産を担保にする必要がなく、資金調達を行えるというメリットがあるのです。
お銀
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借り入れ扱いにならない

借り入れ扱いにならない
銀行などの借り入れは、借金や融資とも呼ばれ、金融機関が情報を得る際に信用情報として借り入れしたことを個人なども含めて記録が残ります。

特に個人では総額収入の3分の1しか借り入れできないなどの影響で金融機関側が借り入れの状況を重視していることが挙げられます。

つまり、どれだけ資金が足りなくても借り入れという方法では資金調達に限界があることを意味しているのです。

そこで、請求書買取などのファクタリングでは、取引行為を借り入れとはせずに資金調達などができる手段となっているため、金融機関が重視する信用情報やブラックなどの状態にかかわらず、資金を得られるのです。

個人利用が可能

ペイブリッジのメリットの中でも特に大きいのは、個人事業主・フリーランスでも資金調達を受けられることです。

ファクタリング業者のほとんどは法人企業を対象としており、高額な取引のみを扱うなど下限もかなり高い位置に設定されて、個人どころか中小企業でも請求書買取などが使えないケースが珍しくありません。

ペイブリッジは、そのような中小企業や個人に不利の少ない利用を可能とします

助さん
助さん
個人事業主・フリーランスはファクタリングを利用できないことが中にはあるのですか?
はい、そうなります。特に個人事業主がファクタリング取引の対象から排除されることは珍しくなく、請求書だけでは現金化できないことも少なくないのです。個人の方が資金がショートすると全体の営業キャッシュフローのプラスがあまり大きくないため、資金がそのまま収入や取引にも影響してしまうという点で、個人利用できるのは大きなメリットがあります。
お銀
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即金で資金のショートを回避できる

即金で資金のショートを回避できる
ペイブリッジを含めたファクタリングには、資金のショートを回避できるというメリットがあります。

資金のショートは、資金調達の資金が不足することで起こり、請求支払いや給与の支払い、営業での支払いなどに影響し、最悪倒産や破産するというものです。

この資金調達では先にも挙げた借り入れなどもありますが、とにかく現金を調達できればその方法は何でもよいといえます。

つまり、ペイブリッジの請求書買取は請求書の金額から手数料割合を引いた額を資金として調達できるため、請求書の資金が支払われるまでの期間を待たずに現金を用意して十分に資金のショートを防げるというわけです。

全国対応している

買取は、店舗や支店に行くというイメージがあり、ペイブリッジでも来店を前提とした面談を組み込んでいます。

しかし、東京都千代田区にある所在地に必ずしも来店する必要はなく、電話・郵便、出張による対応などを利用した全国対応をしているのも1つのメリットです。

助さん
助さん
直接、来店できない人でも利用できるのですか。
実際に、請求書ファクタリングで必要となるのは請求書や必要書類などで本人の来店ではありません。あくまでも、信頼関係の構築に必要だから対面があるのです。利用条件が直接来店のみだと利用できる人が限られてしまうので、全国各地から利用する場合には、郵送や出張など別の手段で手続きの進行ができるのです。
お銀
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繰り返し利用可能

請求書の買取としてファクタリングをペイブリッジでするメリットには、繰り返しの利用ができることも挙げられます。

請求書は毎月発生し、資金調達の場面で困るのはその1回限りとは限りません。

そこで、ペイブリッジでは一度利用した企業や個人であっても再び別の請求書で利用することが可能です。

もちろん、同一の請求書で何度も行うことはできませんが、月次の違うものや取引先の異なるものなどは、前の取引とは別にまた請求書買取を利用することができるのです。

ペイブリッジ利用の流れ

ペイブリッジ利用の流れ

利用の流れ

  1. 問い合わせ・相談
  2. 申し込み
  3. 電話ヒアリング
  4. 面談(来店)
  5. 契約・入金

助さん
助さん
最後に、ペイブリッジに申し込む際の一連の流れについて教えて下さい。
基本は問い合わせの簡単なやり取りから申し込み、電話ヒアリングを経て面談をし、最終的に契約が完了して入金がされます。
お銀
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問い合わせ・相談

ペイブリッジで請求書の買取をするには、まず問い合わせ・相談でサービスの簡単な説明を受けることです。

問い合わせフォームが用意されているので、誰でも簡単に問い合わせられます。

いきなり申し込みや契約をするのは利用者にとってリスクもあるため、簡単な説明を受けてどんなサービスか改めて聞き、自分の利用を想定した内容になっているかを確認します

助さん
助さん
どんなことが聞けるのでしょうか?
特に質問内容としては、入金までの速度や買取率、審査、2社間・3社間の内容の違いなどについてです。すでに知っている内容を除いて問い合わせをし、現状などの相談を通じて、利用に値するサービスであることをはっきりさせましょう。
お銀
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申し込み

問い合わせや相談を終えて問題なければ、申し込み手続きに進みます。

細かいことは次の電話ヒアリングで確認し、手続き上のことは申し込みの段階である程度完了させます

細かい部分は実際に申し込んで指示通りに申し込み手続きをすることです。

電話ヒアリング

審査に本審査と仮審査があるとすれば、電話ヒアリングでは仮審査に該当します。

電話で行えるヒアリングから状況や最低限の利用資格などを確認します。

特に、どれくらいの額の請求書があって、どんな会社で取引先がどこかなどは電話ヒアリングが中心です。

色々と聞かれることになります。

面談(来店)

電話ヒアリングが問題なければ本審査となる面談を行います。

この場合、来店するのが基本ですが、出張にも対応しており、郵送などの書類送付もできるのが強みです。

助さん
助さん
全国対応はしていても、やはり来店のほうが入金は早いのでしょうか?
来店が一番時間が早く、郵送や出張は少し審査完了・入金までに時間がかかるため、自社に合わせたほうを選択するのがベストです。この際に、必要な書類の用意や提示などが行われます。特に請求書を用意するのは必須です。
お銀
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契約・入金

面談で話がまとまれば、そのまま契約と入金が行われます

このスピーディな対応こそがペイブリッジの特徴です。

請求書の現金化ならペイブリッジ

請求書の現金化ならペイブリッジ
今回は、ファクタリングの中でも広告業界を軸に請求書の買取などをして現金化できるペイブリッジについて取り上げました。

高買取率にスピーディな対応、来店や郵送対応を含めた全国対応など、顧客サービス精神も高く、個人事業主やフリーランスでもファクタリングが可能です。

そのため、安心して請求書の現金化を行えるのです。

一度、請求書のファクタリング利用を検討してみましょう。

まとめ

  • 広告業界・フリーランスに特化した業者
  • 2社間・3社間ファクタリングの種類の取引がある
  • 請求書の買取率は最大95%
  • 最短1日での入金が可能

この記事を書いた人

某私立大学を卒業後、中堅食品メーカーに就職。
学生時代から食べることが好きで、就職後は定期的にご褒美として高級料理を食べるようになったのですが、給料だけでは足りない場合もあり、最初はクレジットカード払いにして支払いを先延ばしにして対応していました。

しかし、限度額もあるため、何か良い方法はないかと調べているとファクタリングの存在を知りました。

ファクタリングは事業者向けだと思っていたが、個人向けの業者もあると知り使ってみたものの、手数料や入金スピードなどが業者で違い、注意しないと損をするどころか騙される危険があること実感しました。

金融庁も注意喚起していて、実際に騙されている人が多いことを知ったので、それならと自身の経験を活かしつつ、ファクタリングの関する情報発信を始めています。

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