atone(アトネ)とは、スマートフォンを用いて「後払い」を行うためのアプリ・サービスです。
atoneは、「NP後払い」で有名な株式会社ネットプロテクションズが運営しています。
NP後払いは会員登録が任意となっていますが、atoneは会員登録しなければ利用できません。
なお、NP後払いはスマートフォンを持っていなくても利用できますが、atoneはスマートフォンを保有していることが前提のサービスです。
現在、様々なお店において、支払い手段としてatoneが導入されています。
atoneを使って換金可能な商品を購入し、何らかの手段で売却することにより、自分で現金化を実行できます。
本記事では、atoneを利用して即日現金化を実行する方法について徹底解説いたします。


NP後払いで有名な株式会社ネットプロテクションズが運営している後払いサービスじゃな。

なお、NP後払いを利用して付与されたNPポイントと合算できます。
atoneで即日現金化をしたいなら業者の利用がおすすめ!
atoneに対応している業者はとても少ないのですが、最近は少しずつ増えてきました。
1分でも早く現金が欲しいときは業者の利用が良いので、これから紹介する2社をチェックしてみてください。
カウール
公式URL | https://kau-ru.com/ |
---|---|
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | お盆・年末年始 |
カウールでatoneを現金化する流れは、業者が指定した商品をatoneで買うだけです。
来店する必要もないので、自宅にいながらいつでも利用することができます。
これまで100,000人以上が利用している業者になるので、対応などもわかりやすいですよ。
見積もりも無料なので、初めて利用する方にとっても安心して利用できる業者となっています。
atoneを現金化する
atoneの仕組み・特徴
atoneは、オンラインショップでも実店舗でも支払い手段として利用できます。
ただし、商品を受け取るのに日数を要するオンラインショップにおける利用では、即日現金化を行うことができません。
すぐに商品を入手できる「実店舗」における支払い手順を示すと、以下のようになります。
実店舗における支払い手順
- atoneのアプリを起動し、スマートフォンの画面にQRコードおよびバーコードを表示させる
- お店のレジ担当者が、QRコードやバーコードをスキャンする


しかし、スマートフォンというのは、従来型の携帯電話に比べて操作が難しいのう。

最近、atone以外にもQRコードを使用した決済サービスが次々に登場してきているので、スマートフォンの操作に慣れておく方が良いでしょうね。
使えるお店の数はクレジットカードに比べて限られますが、金融事故を起こしてクレジットカードの審査に通らないといった事情を抱えている方は、atoneを利用してみてはいかがでしょうか。
atoneのメリット・デメリット
メリット
デメリット
なお、利用限度額は、一部に例外があるものの、基本的にオンラインショッピングでは50,000円、実店舗では15,000円となっています。
そのため、あまり大きな金額の現金化を実行できません。
業者を利用せずatoneで即日現金化を行う具体的方法
オンラインショッピングでは商品の受け取りに時間がかかるため、「即日現金化」を実行する場合、実店舗での利用に限定されます。
なお、atoneは、クレジットカードや他のスマートフォン用キャッシュレス決済サービス(PayPayやLINE Payなど)に比べると、利用可能なショップの数が限られます。
おすすめのお店は、衣料品やバッグといったリユース品の販売を行っている「セカンドストリート」です。
掘り出し物のバッグなどを購入し、別の中古業者に売却することで現金化を実現できます。
ただし、全ての店舗でatoneを利用できるわけではなく、以下の店舗限定となっている点に注意してください。
atoneを利用できる限定された店舗
- 新宿店
- 原宿店
- 渋谷神南店
- 下北沢店
- 三条河原町通店
- 長崎浜町店
- 福岡天神店
他には、「とらのあな」がおすすめです。
とらのあなでは、同人誌やCD、Blu-rayといった漫画やアニメ関連の様々なアイテムが販売されています。
それらをatoneを使って購入し、別の業者に売却すれば現金化を実現できます。
とらのあなについても、全店舗でatoneを利用できるわけではありません。
atoneを利用できる店舗を挙げると、以下のようになります。
atoneを利用できる限定された店舗
- 東急プラザ表参道原宿店
- 池袋パルコ店
- 名古屋パルコ店
- ルクア店
- 心斎橋店
- 天王寺ミオ店
- 福岡パルコ店
- ラシック福岡天神店



高い換金率で売却できる商品をatoneで購入しよう
atoneを使って即日現金化を実現するおすすめの方法としては、「セカンドストリート」や「とらのあな」で商品を購入し、別の業者に売却する方法が挙げられます。
糸のほつれ具合やキズなどの状態も重要です。
そのため、品定めに自信が無い方は避ける方が良いかもしれません。
スマートフォンで相場をチェックし、atoneを使って購入した後、すぐに別の業者に売却すれば、比較的高い換金率を実現できます。
ただし、とらのあなの実店舗でatoneを利用できる限度額は、原則1万円までとなっています。
利用を重ねていくと限度額が増える可能性がありますが、多額の現金化ができない点に注意しましょう。
atoneで購入した商品を買取業者の実店舗で売却する
atoneで購入した商品をフリマアプリやオークションサイトに出品して売却する場合、入金までに数日を要します。
即日現金化したい場合は、買取を行っている業者の実店舗に持ち込むしかありません。
セカンドストリートで購入した衣料品やバッグの場合、リサイクルショップや質屋に持ち込みましょう。
衣料品やバッグの中古品の買取においては査定金額に差がでるので、複数の業者に持ち込んで一番高い金額を付けてくれたお店で売却してください。
なお、とらのあなで購入した商品であれば、漫画やアニメに関連した商品を取り扱っている業者に持ち込めば、比較的安定した相場通りの金額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
金券類の90%に比べると低くなりますが、オタクにとって価値があるアイテムであれば80%前後の換金率が実現できます。
なお、漫画・アニメ関連グッズの買取を専門的に行っている業者を挙げると、以下のようになります。
- まんだらけ
- 駿河屋
- らしんばん
- ジャングル
CDやアニメのDVD、Blu-ray、漫画の単行本、雑誌などは、ゲオやブックオフでも買取してくれます。
ただし、漫画やアニメ関連グッズは、それらを専門に取り扱っている業者の方が高く査定してくれる傾向にあるので、上記業者に持ち込むことをおすすめします。
atoneの利用料金は借金なので返済しなければならない
atoneを利用して購入した商品を現金化したら、それで終わりではありません。
2020年7月現在、atoneを利用した料金の返済方法は、以下に示す3つの種類から選択できます。
- 請求書払い
- Loppi/Famiポート払い
- 口座振替
請求書払い
翌月に自宅住所に届く圧着ハガキ(請求書)を使って、前月分のatoneの利用料金をコンビニエンスストアで支払う返済方法です。
請求書には、バーコードが印字されており、コンビニエンスストアのレジで読み取ることが可能な仕組みになっています。
Loppi/Famiポート払い
翌月初旬にメールやスマホアプリの通知機能で届く「受付番号」や「お客様番号」を使って、前月分のatoneの利用料金をローソンのLoppiやファミリーマートのFamiポートで支払う返済方法です。
口座振替
翌月27日に前月分のatoneの利用料金が金融機関の口座から引き落とされる仕組みです。
いずれの返済方法を選択しても、締め日は月末となっています。
支払期限については返済方法によって異なります。
- 請求書払いとLoppi/Famiポート払いの場合は翌月20日
- 口座振替の場合は翌月27日
atoneって翌月の20日または27日までに支払いを行えば良いので、それまでにお金を用意できる人にとっては便利な現金化手段ですよね?


あくまでも短期的な資金繰りとして利用すべきじゃろうな。

代わりに三井住友カード株式会社に対する債務が発生しますが、最終的な返済期限の繰り延べが可能というわけです。
「LINE Pay請求書払い」を利用すれば支払期限を延長できる
atoneの利用金額は、基本的に翌月20日または27日までに返済する必要があります。
返済期限を延長したい場合
返済方法として「請求書払い」を選択した上で、「Visa LINE Payクレジットカード」を登録したLINE Payを使用すれば、返済期限を延長できます。
LINE Payには「LINE Pay請求書払い」という機能があり、atoneの圧着ハガキ(請求書)に印字された「収納用バーコード」を読み取って、支払いを行うことが可能です。
LINE Payを利用して支払い期限の繰り延べを行う手順を示すと、以下のようになります。
- atoneの利用額の返済方法として「請求書払い」を選択する
- LINE Payに「Visa LINE Payクレジットカード」を登録する
- 「LINE Pay請求書払い」で、atoneの請求書のバーコードをスキャンして支払う
- 「Visa LINE Payクレジットカード」の利用額の引き落とし日までに銀行口座に入金しておく
③の段階で、atoneを運営している株式会社ネットプロテクションズに対する債務が0になり、代わりに「Visa LINE Payクレジットカード」を発行している三井住友カード株式会社に対する債務が発生します。
「Visa LINE Payクレジットカード」は月末締め翌月26日払いです。
6月1日にatoneで商品を購入した場合の時系列を整理すると、以下のようになります。
- 6月1日:atoneを使って商品を購入し、現金化を実行
- 7月上旬:atoneの6月分の利用額の請求書(圧着ハガキ)が届く
- 7月20日:「LINE Pay請求書払い」で請求書のバーコードをスキャンし、支払いを行う
- 7月31日:「Visa LINE Payクレジットカード」の締め日
- 8月26日:銀行口座から「Visa LINE Payクレジットカード」の利用料金が引き落とされる
6月1日にatoneで現金化を実行したとして、返済までに3ヶ月近くの時間的猶予を確保できるので、その間に様々な金策を行えます。
なお、普通にLINE Payで支払った場合は債務の先送りができないという点に注意してください。
必ず、「Visa LINE Payクレジットカード」を登録してから「LINE Pay請求書払い」で支払いましょう。
ちなみに、「Visa LINE Payクレジットカード」以外のカードはLINE Payに登録できません。

Visa LINE Payクレジットカードを持っていない人は、申込みから始めなければならないので注意が必要です。
atoneは支払期限が短いので資金繰りの目途が立った状態で現金化しよう
スマートフォン用後払いサービス「atone」は、NP後払いで有名な株式会社ネットプロテクションズによって運営されています。
atoneを利用して「セカンドストリート」や「とらのあな」といった実店舗で換金しやすい商品を購入して別の業者に売却すれば、即日現金化を実行できます。
ただし、利用限度額が小さいという問題があります。
また、使える店舗の数が少なく、地域も限定されている点に注意が必要です。
多額の現金が必要だったり、近所に換金しやすい商品を販売しているatone加盟店が存在しなかったりする場合は、別の手段で即日現金化を実現しましょう。
なお、「Visa LINE Payクレジットカード」を登録したLINE Payの「請求書払い」という機能を利用すれば、atoneの利用金額の最終的な返済期限を3ヶ月近く先送りできます。
本記事の内容が、atoneを使って現金化を実行する方法について調べている方のお役に立つことができれば幸いです。