現金化は大変便利なシステムですが、カード規約に違反するため、クレジット会社にバレてしまうと「利用停止」などの措置をとられることになります。
そういった事態を避けるには、疑われるようなカードの使い方をしないことが大切です。
「現金化」はクレジット会社との契約違反~それ相応の対応措置がとられます
現金化はクレジット会社との契約違反になるため、もしもバレたら、次のような措置がとられます。
このページでわかる事
カードが使用停止に
クレジットカードのショッピング枠で現金化したことが明るみになると、その時点でカードが使用できなくなります。
これは「解約させられる」ことを意味します。
残高を一括請求される
現金化がバレてしまった方は、カードが利用できなくなるだけではなく、それまで使用したカードの支払い残高を一括で請求されることになります。
分割で組んでいたローンも、すべてその場で精算しなければなりません。
クレジットカードが作れなくなる
現金化が公にバレてしまうと、信用機関情報にあなたの名前がリストアップされます。
そのため、他の会社でもカードを作るのが難しくなるでしょう。
現金化はクレジット会社の契約違反になるため、バレたときはこのように厳しい処置が待っています。
このような事態を避けるためには、現金化がカード会社になぜバレてしまうかを知り、それを避けなければなりません。
現金化がバレるのは普段の一定の「パターン」があるから
カード会社に現金化がバレてしまう人はそこまで多いわけではありません。しかし、共通した傾向があるため、それに該当しているとチェックされる可能性が高まります。
カードのキャッシング枠を使い切っている
疑われるパターン1
カードの「キャッシング枠」をめいっぱい使い切っていて、更にクレジット枠の使用額が上昇している。
このような場合「キャッシングだけでは間に合わなくなったため、ショッピング枠で現金化をしているのではないか」とカード会社から疑われます。
突然ショッピング枠をめいっぱい使い込む
疑われるパターン2
それまでキャッシングを利用していた人が、突然ショピング枠を限度いっぱいまで使い込む。
このパターンは現金化を行っている可能性が高いとみなされます。
換金率の高い商品を頻繁に購入する(金券は一発でアウト)
疑われるパターン3
換金率の高い商品を頻繁に購入している。
購入する商品の内容からも、クレジット会社は「現金化」を探り当てることができます。
ゲーム商品や貴金属、ブランド物など換金率が高い商品ばかりを購入している人は注意が必要です。
また、本来禁止されている金券をクレジットで購入した場合、ほぼ100%カード会社から電話がかかってきます。
そもそも金券類はクレジットカードでの購入が禁止されています。
しっかり覚えておきましょう。
クレジット会社にバレないように現金化する方法
カード会社にバレないように現金化を行うには、上記で紹介した行為を避けるようにしましょう。
キャッシング枠を使いすぎない
キャッシング枠を限度額いっぱいに使用している人は、それだけで「現金化」を疑われやすくなります。
日頃からキャッシング枠を使いすぎないように気をつけましょう。
似たような商品をいくつも購入しない(現金化を繰り返し行わない)
現金化を繰り返していると「換金率の高い商品をいくつも購入する」、「似たような商品を何度も繰り返し買う」といった傾向が生まれます。
すると、クレジット会社は不審に思います。
現金化は、
- 繰り返さないこと
- 似たような商品を大量に買うような買い物は避けること
が大切です。
カード会社との信頼関係を築いておこう(日頃からきっちり返済する)
結局一番大切なのは、カード会社との信頼関係です。
「この人なら、ローンを組んでもしっかりと返済してくれる」
クレジット会社がこんな風に評価してくれれば、疑われることはありません。
では、どうしたら信頼関係が築けるのでしょう?
それには、日頃から返済をきっちりと行い、よい利用者でいることが最重要です。
それを心がけていれば、現金化に関しても、大きな問題は生まれないでしょう。