クレジットカードを持っている方も多くおられるでしょう。
クレジットカードを持っていると現金を持っていなくても支払いをすることができ、支払いも早く行えるのでスピーディーで便利です。
ただ、クレジットカードの支払いをしたくても使えないということがあるかもしれません。
もしクレジットカードが使えない時、「どんな理由で使えないの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
クレジットカードが使えない理由について内容を紹介しましょう。

このページでわかる事
クレジットカードが使えない原因は何が考えられるのか?
クレジットカードを使用したくても使えない場合は必ず原因があります。
しっかりと原因を知ることができればクレジットカードを再度使用することもできます。
クレジットカードが使えない原因は1つではなく以下の点が考えられます。
有効期限が切れている
クレジットカードには有効期限があります。
クレジットカードの有効期限はカードにしっかりと記載されており、有効期限が切れているとエラー表示となり、カード会社から利用を止められてしまいます。
通常クレジットカードは有効期限が近くなるとカード会社から連絡が入り、新しいクレジットカードが家に届きます。
新しいクレジットカードに入れ替えておくと有効期間切れのカードを使用することはないはずですが、そのまま放置していると財布の中には有効期限が切れたカードがそのまま入っていることになります。
有効期限が切れたカードは使い道がないので、ハサミで切って処分するようにしましょう。

利用限度額を超えている
クレジットカードは無限に利用できるわけではなく、利用限度額の設定がされています。
クレジットカードは利用限度額の範囲内であれば使用可能ですが、限度額を超えてしまうとロックがかかり、カードが使えなくなります。
クレジットカードの限度額を超えて使えない場合は決済が完了する日まで待たなくてはいけないので、決済した後の数日で限度額を超えてしまうと、長期間カードが使えないことになります。
クレジットカードの限度額は登録した当初より増枠させることも可能ですが、増やすためにはカード決済を毎月遅延なく行うなど信頼を得ていることが必要です。
もし、クレジットカードが使えない場合はカードの利用枠を使い切っていないか確認してみましょう。

クレジットカードの磁気などに不具合がある
クレジットカードが使えない理由としては、磁気が弱まっていたり読み込むことができなくなったりして使えないことがあります。
クレジットカードにはICチップが埋め込まれており、ICチップを読み取って支払いをします。
しかし、磁気に汚れが付着していたり、磁気の部分が破損していたりすると正常に読み込めずクレジットカードとして使えなくなります。
磁気の部分が少し汚れているくらいなら拭き取ることで磁気が正常になり再度使用できる期待を持てますが、破損しているようなら使用するのは困難です。
もし破損している場合は、カード会社に連絡して新しいクレジットカードを発送してもらう必要があります。
その際はカード発行手数料を取られるので注意しましょう。
暗証番号を忘れてしまった
クレジットカードを使用するときは、そのままカードのICチップを読み込ませて支払いをすることもできれば、暗証番号を入力して支払いが完了することもあります。
ICチップを読み込ませるだけであれば、そのまま何もせずに支払いを行うことができますが、もし暗証番号の入力をするときに番号を間違えてしまうとロックがかかって支払い完了されません。
暗証番号はカードに記載がなく忘れてしまうと支払いが完了できず、クレジットカードが使えない状態になります。
もし暗証番号忘れてしまうと、カード会社に暗証番号の再登録を要求しなくてはいけませんが、手続きに時間がかかるので、直ぐに暗証番号が再登録されるわけではありません。
そのため、暗証番号は絶対に忘れないようにする必要があります。
また、ネットで買い物をするときはセキュリティコードの入力をすることがありますが、これはクレジットカードに記載があります。
暗証番号と間違え人もいるかもしれませんが、セキュリティコードに気付けば支払い完了できるので、よく確認して入力するようにしましょう。

支払い遅延などで利用停止されている
クレジットカードを使用するときはしっかり支払いをすることが大事です。
もし、クレジットカードを使用していて支払いが滞ってしまうことがあると、一時的にクレジットカードの使用が利用停止されます。
支払いが一時停止になれば今までに使用した請求分を先に支払わなくては、カードの使用を再開することができません。
そのため、支払いを遅延していることが原因でクレジットカードの使用ができないなら、先に指定する銀行口座にお金を振込んでおきましょう。
カード会社はお金の振込みを確認できれば、翌営業日には利用が再開されます。
お金を振込んでも直ぐにクレジットカードの使用ができるわけではないので、その点は注意しておきましょう。
また、1度遅延をしてしまうとカード会社の記録に履歴として残ってしまいます。
履歴に残ると限度額の引き上げなどに影響を与えるため、できるだけ遅延をしないように確認しておくようにしましょう。
不正利用の疑いがある場合はカード会社の判断により使えないことがある
もし、クレジットカードが不正利用されている疑いがあるなら、カード会社の判断でクレジットカードの使用停止をしてカードを使えない状態にすることもあります。
カード会社は普段からカードの使用を監視しており、不正利用の疑いがあれば独自でカードの利用停止を行えます。
どのような場合、カード会社は利用停止を行うのか確認しておきましょう。

いつもと明らかに違う利用があった場合
クレジットカードの不正利用を疑われるのは、利用傾向に大きな違いが見つかったときです。
いつも数千円しかクレジットカードを使用していないのに、いきなり数十万円の利用があったなら「不正利用があるのでは?」と疑います。
また、国内ばかりの利用だったのに海外のサイトやサービスを頻繁に利用しているようだとカードの使用方法がおかしいのでカード会社はクレジットカードの利用について電話で本人確認を行うことがあります。
もし、自分が使用しているなら問題はありませんが、不正利用しているようならカードの利用停止を行い、再発行することを求められます。
不正利用された際のカードの再発行も費用を取られるため、支払いをする必要がありますので覚えておきましょう。
現金化など利用規約違反の疑いがある場合も止められることがある
クレジットカードの現金化をして現金を得る目的で利用する人もいるかもしれません。
現金化はクレジットカードのショッピング枠を使用してお金に変えることですが、カードの利用規約に現金化は規約違反と記載されています。
もし、クレジットカードのショッピング枠がいつもと違い、限度額ギリギリまで使い切っているとカード会社は現金化を疑い、現金化目的で使用していないか確認を取ってくることがあります。
もし、現金化目的であることが分かれば利用規約違反として、カードの利用停止、最悪強制退会させられてクレジットカードが全く使えない状態になってしまいます。
クレジットカードで使用したショッピング枠の支払いも分割ではなく一括払いを要求されるので、自分で規約を破って不正利用することは避けておきましょう。

クレジットカードが使えない状況を避けるために行えること
クレジットカードはいろいろな原因で使えないことがありますが、クレジットカードが使えなくなってしまうと不便な状況となってしまうので、しっかりと使用できる状態にしておく必要があります。
クレジットカードを使用できる状態にしておくためにどのようなことが行えるのか紹介しましょう。

クレジットカードをパソコンやスマホなどの側に置かない
クレジットカードを保管するときはパソコンやスマホなどの側に置かないようにすることが大事です。
クレジットカードのICチップは強い磁気の物の側に置くと破損してしまうことがあります。
- スマートフォン
- テレビ
- パソコン
- ラジオ
- スピーカー など
これらの機器はは強い磁気を発生しているため、クレジットカードを側に置いておくとICチップに不具合が生じてカードの状態が悪くなります。
ICチップの破損によって磁気が乱れてしまうとクレジットカードの使用はできなくなります。
そのため、クレジットカードを保管するときはパソコンやスマホからはできるだけ遠ざけて保管しておくようにしましょう。
ちなみに、クレジットカード自体も磁気を帯びているので、クレジットカード同士を重ねて保管してしまうと磁気の影響でICチップが破損してしまうこともあります。
クレジットカード同士はくっつかないように離しておき、磁気を保護するように心がけておきましょう。

クレジットカードを複数枚持っておく
クレジットカードは複数枚持っておくのも良い方法です。
クレジットカードが1枚の場合、限度額一杯まで使用してしまったり、磁気の破損によって使えない状態になってしまったときなど、クレジットカードの利用を行うことができなくなります。
クレジットカードはショッピングのカード払いやネットでのサービスや商品の購入など利用できる場面はいろいろあります。
そのため、クレジットカードが1枚しかなく、そのカードが使用できなくなってしまうと、サービスのカード払いや商品購入などの際に不便さを感じてしまうでしょう。
そのため、クレジットカードを2〜3枚持っておくことがおすすめです。
クレジットカードを複数枚所持しておくとどれか1枚が使えない状態になったとしても他のカードで代用することができるので、買い物などに支障が出ることもないでしょう。

クレジットカードが使えない際のまとめ
クレジットカードが使えない状態になる原因はいろいろあります。
不正利用が発覚するとカード会社自体が利用停止にして使えないこともあります。
クレジットカードが使えないのは困ることもあるため、しっかり対策を考えておくようにしましょう。