クレジットカード現金化の裏に隠されているのは、闇金のようなシステムです。
ただ、中には闇金に繋がっていて、騙されるケースもあります。
そこでなぜ闇金まがいとされるのか、理由を解説します。
クレジットカード現金化が闇金まがいとされる理由
換金率が利子に相当
クレジットカード現金化業者の場合、換金率が高いと8割以上の可能性があります。
しかし、ほとんどの業者では、手数料まで含めると換金率が7割程度。
出資法からすれば、事実上の闇金取引であると考えられます。
もちろん、買い取り方式の現金化業者は、クレジットカードのショッピング枠をそのまま買い取っていません。
融資の形とは違うので、損失分の2~3割は買取依頼をした顧客側の損という扱いです。
もし一つの業者が
- 買取
- 商品送付
- 振込み
までしてしまうと、出資法に抵触します。
だけどギフト券や商品を買ってもらい、それを買い取る仕組みは、現金化利用者側の売却時の損失に過ぎません。
闇金の対応と変わらない業者がいる
利子以外で、闇金のような現金化業者は存在するのでしょうか。
結論からいえば闇金対応の会社は存在します。
悪質な対応をする闇金まがいの業者
闇金対応の業者は、甘い言葉で顧客を自社に連絡をさせます。
それから個人情報を聞き出して、取引を持ちかけるのが特徴。
このとき、高額の換金率を提示したり、ホームページ上に有利な現金化が出来ることを表記しています。
でも利用者がショッピング枠を使ってクレジットで決済。
すると、振込みされたのは、わずかな金額ということに。
中には振込みすらせず、ふてぶてしい態度を取る業者も存在します。
文句を業者に言うと、態度は一変。
電話口で代わった男が、高圧的な言動で対応します。
以上から、
- 優良業者でも実質的に闇金
- 取引や対応が闇金と相違ない業者
のどちらもいることが分かりますね。
もちろん優良業者でも、現金化取引の損失分が違法金利に相当することは確かです。
裏で闇金と繋がっている業者がいる
闇金と聞くと反社会勢力とのつながりを連想するかも。
実際、悪質現金化業者が、裏で暴力団の資金源になることも。
闇金との関係を持つ業者もいます。
闇金との関係を持つ理由はいくつかあり、一つは顧客情報を裏で流して資金を得るためです。
手に入れた情報は、本来外部に漏らしてはいけないものですよね。
でも個人運営や闇商売に近い業者は、コンプライアンスを守るはずがありません。
顧客情報を渡してしまうから注意してください。
闇金が背後に控えるケース
手法そのものが詐欺の入り口で、背後で闇金が主導しているというケースもあります。
内容は、
- 振込みがいつまで経ってもされない
- 身に覚えのない決済がカードでされている
など。
闇金がクレジットカード現金化を装った、無視できない悪質行為が潜んでいることを忘れないようにしてください。
クレジットカード現金化の業者は全てが闇金ではない
クレジットカード現金化は、グレーゾーンが広いシステム。
業者全てが闇金扱いになる訳ではないので、安心してください。
あくまでも出資法に違反してお金を貸すことで、闇金として扱われるだけ。
出資法違反と判断されなければ、闇金にはなりません。
だからクレジットカード現金化業者は「すべてが闇金で何か違法なことをしている」とは限らないのです。