最近では、様々なキャッシュレス決済がありますが、その1つであるd払いはドコモが提供しているサービスであり、多くの人が利用しています。
そんなd払いも使い方によっては即日現金化することができるのですが、注意しなければならない点もありますので、先ずはd払いについてしっかりと把握しましょう。



d払いで小銭いらず。スマホ1つでお買い物がより簡単なキャッシュレス機能
d払いはドコモが提供しているキャッシュレス決済サービスです。
d払いをする際は、QRコードを読み取って支払いをするので、小銭を財布から出し入れする必要もありませんし、急いでいる時など非常に便利です。
ドコモ回線ユーザーであれば、実際の支払いは携帯電話料金と一緒に引き落とすことができますので、クレジットカードと同じ機能を持っているとも言えます。
また、この場合、クレジットカード同様利用できる上限金額が設定されており、d払い契約期間が3ヵ月までは1万円/月、4~24ヵ月までは3万円/月、25ヵ月以降は最大10万円/月となっております。
クレジットカードと比べると少額ですが、ちょっとした買い物では十分な設定金額と言えます。


ウォレット機能もついて益々便利に!
ドコモ回線ユーザー以外の人は、携帯電話料金と一緒の引き落としができません。
だからと言ってd払いが利用できない、ということはなく、ドコモ回線ユーザー以外の人でもd払いは利用できます。
ドコモ回線ユーザー以外の人は、予め登録したクレジットカードで支払う方法か、チャージした現金から支払う方法のどちらかを選択することになります。
登録できるクレジットカードはVISA、Master Card、American Express、JCBですが、一部海外発行のクレジットカードは利用できない場合がありますので注意しましょう。
現金のチャージは、2019年9月より利用できるようになったウォレット機能の1つであり、電子マネーであるドコモ口座を開設し、そこに他の銀行口座、ATM、コンビニからチャージすることができます。
ウォレット機能ではチャージの他、
- ドコモ口座の出金
- ドコモ口座の送金
- 予約
- 注文クーポンの利用
- ポイントの送付
などができますが、dポイントの出金はできません。


ポイントもついて利用すればするだけメリットが増えていく!
d払いを利用すると、街のお店の場合は200円で1ポイント、ネットの場合は100円につき1ポイントのdポイントが付いてきます。
このdポイントは1ポイント1円として支払いに使うことができます。
dポイントの獲得は、支払いの時だけでなく、様々なキャンペーンで、サービス、アプリの登録や利用などでポイントを得ることができます。
キャンペーンは公式サイト内で多数案内されています。


d払いで即日現金化!これで急な出費も怖くない!
d払いをうまく活用すると、即日現金化することができます。
しかし、利用枠自体が大きくないので、手にできる現金も少額になります。
また、d払いの現金化は、クレジットカードと同じような機能である携帯電話料金と合算払いを活用する方法が基本です。
従って、ドコモ回線ユーザー以外の人にとっては、非常にハードルが高い現金化方法と言えます。
現金化の方法をしっかり理解し、自分に合った方法で現金化するようにしましょう。
利用枠の出金はできないので注意しましょう
d払いを携帯電話料金との合算払いにしている場合、利用できる上限額がd払い契約期間に応じて決まっています。
クレジットカードと同じような機能を持っているd払いですが、キャッシング枠のような機能はありませんので、枠内で利用していない部分の出金はできません。
つまり、d払いを現金化するには、一度d払いで購入し、その商品を売却することになります。
一方、d払いで付与されるdポイントですが、買い物の支払いでのみ利用できますので、貯まったポイントを出金することはできません。
d払いの限度額以上に現金が必要なときは、他の方法と合わせて現金化しましょう。
d払いで金券購入はできないけれど、ドコモ回線ユーザーであれば!
d払いを即日現金化する上で一番効率が良い方法は、d払いで新幹線の回数券や商品券などの金券類を購入し、売却する方法です。
しかしd払い利用規約によりクレジットカードと同様、金券類は購入できません。
しかし、ドコモ回線ユーザーであり、携帯電話料金と合算払いであれば、金券類並みの高い換金率であるiTunesギフトカードやGoogle Playギフトコードをドコモオンラインショップで購入し、それを売却する方法で現金化することができます。
この方法は、ドコモ回線ユーザー限定ですので条件としては厳しいですが、貯めたdポイントも支払いに充てることができるため、非常に効率良い現金化方法と言えるでしょう。


現金化には必須のアマゾンギフト券をd払いで購入する方法
最早、現金化には必須のアイテムともいえるアマゾンギフト券ですが、現在d払いで直接購入することができなくなっています。
しかし、プリペイドカードでの購入は出来ますので、dカードプリペイドを作成し、d払いにてチャージすることで、Amazonにてアマゾンギフト券を購入することができます。
dカードプリペイドへのチャージ方法には、携帯電話料金と合算払いの他、dポイントをチャージすることもできますので、こちらも効率良い現金化方法と言えます。
dポイントがチャージできるとは言え、この方法もドコモ回線ユーザー以外の人にとって活用できる現金化方法とは言えません。


郵便切手がd払いで購入出来る!?取り扱い店舗急拡大中!
意外と思われるかもしれませんが、郵便局ではキャッシュレス決済対応が急ピッチで進められています。
つまり、換金率が非常に高い切手を、d払いで購入することができるわけです。
現在、キャッシュレス決済での切手購入は、1回の決済で10万円が上限となっておりますが、現金化するには、十分な金額です。
積極的に利用しましょう。
残念ながら、まだ郵便局全店舗がキャッシュレス決済に対応しているわけではありません。
事前にキャッシュレス決済に対応している店舗かどうか、調べるようにしましょう。


d払いで購入した商品を転売する!一番手間はかかるものの着実な方法
d払いで購入したものを転売する方法があります。
現金化には一番オーソドックスな方法で手間はかかりますが、着実な方法と言えるでしょう。
クレジットカードと違って、現金化のチェックなどはありませんので、ブランド品など換金率の高い商品で現金化できるのもメリットの1つです。


携帯決済現金化業者の利用は、事前の情報収集をしっかりと!
これまで紹介した現金化方法は、自分で現金化する方法ばかりでした。
一方でクレジットカードの現金化業者が存在するように、携帯決済現金化を専門としている業者もあります。
自分で現金化する方法と比べて、業者任せで済みますから簡単、便利ではあるものの、換金率は大きく下がってしまいます。
また、業者を取り締まる法律が整備されていませんので、中には悪徳業者が紛れている可能性も十分ありますので、利用する前にしっかりと情報収集するようにしましょう。


d払いの即日現金化はあり?なし?
d払いの即日現金化は、簡単で少額ながら高換金率も狙える便利な方法と言えるでしょう。
しかし、そんなd払いの即日現金化にも、もちろんリスクやデメリットはあります。
しっかりと理解し、他の現金化や借り入れとも比較した上で、利用するようにしましょう。
現金化は法律違反ではないけれど、規約違反
クレジットカード同様、d払いの現金化は法律違反ではありません。
しかし、d払い利用規約第15条本サービスの中断・停止では「現金を得る目的でサービスを利用した場合」と明言されていますので、現金化は利用規約違反として、d払い利用の中断・停止の措置が取られることになります。
では、現金化がばれるかどうかが重要になってきますが、結論から言えば、まずばれることはないでしょう。
ドコモでは、クレジットカード会社のように利用状況をチェックしているわけではありません。
しかし、昨今クレジットカードの現金化が社会問題となっていることに伴い、現金化に対する目が厳しくなっていることも事実です。
現金化をする際には、最悪の事態が起こる可能性があることも頭に入れておきましょう。
利用の中断・停止とあるけれど
利用規約上、現金化が発覚した場合は中断・停止となりますが、その具体的な期間は明言されていません。
発覚した時の内容によっては、短期間で利用再開できる可能性があるとも言えますが、逆に実質停止と変わりない長期間となることも十分あり得ます。
また中断・停止処分となった場合でも、中断・停止直前までの利用分については、クレジットカードと違い即時支払いを求められることはなく、従来通りの支払いとなります。
d払いを支払わなかった場合は事故情報がブラックリストに載ってしまいます!
d払いの携帯料金との合算払いは、利用規約では携帯端末代金の割賦購入同様NTTファイナンス㈱に債権譲渡できると記載してあります。
このことはつまり、d払いを含めた携帯料金の支払いが遅れた場合や、支払わなかった場合はブラックリスト事故扱いとして情報が記載されてしまうことを意味しています。
そうなってしまうと、d払いどころか、クレジットカードを含めた借り入れ全般に影響が出てしまいますので、遅れずに支払うようにしましょう。
クレジットカードの現金化と比較!d払いの現金化で一番効率が良いのは?
d払いの現金化は、クレジットカードの現金化と比べ、チェック体制が緩い分、手軽に利用できる点はメリットと言えるでしょう。
また、金券類の購入はできないものの、iTunesギフトカードやアマゾンギフト券は、クレジットカードを利用するよりも比較的簡単に購入できますので、高い換金率での現金化も十分可能です。
一方で、少額しか現金化できないことは、非常に大きなデメリットと言えます。
さらに、携帯決済専門の業者はクレジットカードの現金化業者と比べ非常に少なく、換金率も低い上に、悪徳業者が紛れ込んでいる可能性が高い点もデメリットと言えるでしょう。
d払いを現金化する場合は、iTunesギフトカードやアマゾンギフト券を購入し、自分で買い取り業者に売却する方法が一番効率良いようです。
d払いの現金化を上手に使いこなすためには
クレジットカードもd払いも現金化するには、一長一短あります。
少額であればd払い、まとまった資金が必要であればクレジットカード、など場合によって使い分ける方法が、最も効率が良い現金化方法と言えるでしょう。
現金化する前に、一度どちらで現金化する方が良いのか考えてから利用するようにしましょう。