通販やサブスクの料金支払いをキャリア決済(携帯決済)に任せることが増えています。
携帯の契約は比較的簡単で、クレジットカードと違い審査で待たされる心配もないから便利ですよね。
だからこそ、あなたはキャリア決済を利用した現金化が出来ないか考えているかも。
この記事では、キャリア決済を現金化するときの
- 今でもできる方法(裏技も)
- デメリット・注意点
- 問題点・リスク
などを詳しく解説します。
今でもキャリア決済を現金化できる方法
以前まで使えた方法が使えなくなるなど、変化の激しい現金化業界。
普段使いでも便利なキャリア決済が、今でも現金化できる方法を解説します。
キャリア決済専門の業者で現金化
クレジットカードを現金化する場合、方法の一つが業者に依頼するものです。
これはキャリア決済も同じ。
専門業者に依頼して、キャリア決済の残高枠を現金化してもらいます。
やり方も基本的には、クレジットカードで行う手続きと同じです。
指定商品を購入したら、あなたの口座に振込みするシステムを採用しています。
ポイントは、キャリア決済で使える枠を手間を掛けずに直接現金化できるところです。
キャリア決済専門の業者に依頼するメリット
- 時間がなくて「とにかく一刻も早く現金化して欲しい」
- 「今すぐにでも現金がいる」
- 「余計な手続きを繰り返さずに手続きしたら振込みだけ待ちたい」
といったニーズに対応できることがメリットです。
キャリア決済専門の業者に依頼するデメリット
- ギフト券より低く元本の6割程度しかバックされない
ギフト券やクレジットカードの現金化では、枠を7~8割の換金率で現金化できる可能性があります。
さらにキャリア決済は、限度額が低く使える範囲が狭い傾向なのが問題。
実際に売買の取引をしている業者数も、クレジットカード現金化より少ない状況です。
現金化業者を見て分かるように、ほとんどがギフト券かクレジットカードショッピング枠の買い取りです。
通販でデジタルコード・商品券・カードを購入して現金化
あなたが自分で一度ギフト券に変えてから、間接的に買取へと持ち込む方法でも現金化できます。
それが通販などで買える、個別の業者が販売するカードやギフト券です。
正規の販売ルートでは、キャリア決済を利用したくても、ギフト券に該当するとシステムに判断されると支払い方法が制限されます。
ところが個別に売っている通販の業者の場合、実物を発送する通販の形でデジタルコードを送付してくれることがあります。
つまり、見かけ上は購入商品にすることで、本来はキャリア決済が使えない、デジタルコードのギフト券でも購入可能という寸法です。
キャリア決済で実際に商品を購入して売却
キャリア決済で実際に商品を購入し、その商品を業者が買い取ることで現金化することも可能。
上記デジタルギフト券との違いは、正規ルートで購入できることです。
ただし、店頭に現金化する商品を持って取り引きをしなければなりません。
店舗に直接向かわなければ、現金化できないのが欠点です。
しかし、全国各地から商品の郵送を受け付けている現金化業者も存在します。
どちらにしても買取方式の場合は、どのように商品を受け付けるのか、事前にしっかりと確認する必要があります。
なぜなら、買取対象となる商品は、現金化業者によって様々だからです。
- ブランド品
- 高価なゲーム機
などが存在します。
時代とともに買取できる商品は変化していくので、注意してください。
なぜ買取商品が変わるかと言うと、換金性の高い商品の購入を規制する場合があるから。
さらに社会の変化にあわせて、より換金率が高い効率的な買取商品が生まれることも。
規制については、後で詳しく解説します。
キャリア決済の現金化の裏技:正規ルートでギフトカードを購入
キャリア決済の現金化では、換金率90%を実現している人たちもいると言います。
この裏技は、キャリア決済でギフトカードを購入。
高い換金率で買取してもらう方法です。
スマートフォン・携帯キャリア決済の現金化では、ギフト券を中心にブランド品など換金率の高い商品を目指して行きます。
ただ、ブランド品は、中古として買い叩かれてしまう可能性が。
低換金率の事態を招くことになります。
ギフトカードに対応している現金化業者に依頼をすれば、キャリア決済の現金化でも高換金率を維持できます。
キャリア決済で正規に購入する方法
docomo、SoftBankの場合
- iTunesカードを各携帯キャリアのオンラインショップから購入
- 業者に買取してもらう
auの場合は、AmazonもiTunesカードも購入が出来ません。
そのため、auWALLTを使用して行うことになります。
auの場合
- auかんたん決済で、auWALLTにチャージ
- Amazon.co.jpでauWALLTをクレジットカードとして支払い方法に追加
- auWALLTで、Amazonギフト券Eメールタイプをチャージした額の分だけ購入
- Amazonギフト券を売却
キャリア決済で現金化する手順
上記現金化方法の注意点などを含め、大まかな手順を説明します。
手順1.現金化の方法を選択する
キャリア決済を使って現金化する方法は、大きく分けて2つです。
- 専門業者で現金化
- ギフト券や商品を購入・売却して現金化
どちらの方法で現金化するか、最初に決めなければなりません。
手順2.専門業者・ギフト券の種類を選択
専門業者を選ぶ場合は、評判や売買の仕組みを確認します。
キャリア決済は、クレジットカードほどの需要がありません。
そのため、悪質な買い取り業者が混じっている可能性があります。
評判を確認して、具体的な手順に不振なところがないかを確認しましょう。
手順の説明がどこか曖昧であったり、電話などの説明に頼って外部に方法などを公開していない業者は控えましょう。
電話の指示で間違った取引を誘導されてしまう懸念が減らせます。
ギフト券などを購入する場合は、何を購入・現金化するかを選びます。
ギフト券の種類によっては買取できないものも。
さらに未使用状態でないと、そもそも買い取り対象にならないなどの注意点があるので気をつけましょう。
手順3.商品の購入
どの現金化方法でも、キャリア決済で商品を購入する流れがあります。
現金化の手順で必要なのは、購入決済での本人認証・確認です。
携帯機器(スマホやパソコン等)を通して、パスワードを入れたりします。
携帯以外で購入する場合、パソコンなどと外部連携をする際の一時的な認証が必要。
それにより決済可能な状態にします。
決済を通した後、購入が完了したことを通知などで確認します。
ギフト券や商品の購入を選んだ場合、自分で新たに現金化できる業者を探すことになります。
だからギフト券で間接的に現金化する場合は、専門業者よりも手間が多くかかる訳です。
ブランド品などの商品は、リサイクルショップなどで売却できます。
手順4.振り込みを待つ
業者が商品の購入手続き完了を確認してから、振込みの手順に移ります。
ギフト券の場合は、コードの買い取り手続きを終えると振込み待ちの手順に移る形です。
指定口座に振り込まれるのを待って、取引が完了します。
業者によって、
- 振込みがすぐ
- 振込みが遅い
- 振込みを反故にする(悪徳業者)
が存在。
そのため、完全に振込みが終わったことを自分の目で確認する必要があります。
店頭で買い取って貰う場合は、その場で現金が手に出来るから安心です。
キャリア決済を現金化に使うデメリット
キャリア決済を現金化に使う場合、デメリットが存在。
しっかりと知った上で使う必要があります。
分割払いにできない
クレジットカードと比べて、分割払いがありません。
だから翌月か翌々月には、現金化にかかった費用が一括請求されます。
そのため、短期間に大きな金額を何度も現金化していると、通話料が払えなくなる可能性が。
結果的に融資やキャッシュローンと変わらないことになります。
携帯の利用年数や信用度によって上限が低かったりする
携帯電話は、契約した年にすぐ高額な取引ができないようになっています。
何年かきちんと支払いを行って、信用を重ねる(ヒストリーを良好化する)ことが必要。
そのため、携帯電話を長年使ってきた契約でしか、キャリア決済で数万単位での現金化はできません。
携帯料金の支払いが遅れたらキャリア決済を真っ先に止められる
現金化せず月の決済料金0円であっても、携帯の通話料の支払いは必要です。
支払われなければ、キャリア決済を止められてしまう可能性があります。
月を越えるとすぐにではなく、一定期日までに支払いが見られない場合は、決済の手続き許可を止めるのです。
すでに、キャッシュレス時代に突入して、アプリや連絡など携帯に頼るケースも増えています。
その中で、携帯電話が現金化の影響で使えなくなっては本末転倒です。
ログインや認証が必要で使用に手間がかかる
先に述べたように、本人確認のためのログインが必要なのがデメリット。
商品を購入するときは、その都度実施する必要があります。
それに対し、キャリア決済は悪用防止の本人確認が厳重です。
この点は安全性のメリットがあると同時に、手間がかかりデメリットになります。
上限枠があり高額の現金化が難しい
携帯会社ごとに、携帯決済が出来る枠の上限があります。
現在の上限は以下の通りです。
- docomo:月に最大で10万円まで
- auかんたん決済:月に最大10万円まで
- SoftBank:月に最大で10万円まで
キャリア決済での現金化は、クレジットカードがなくてもて利用できます。
だけど月最大10万円までなので、高額の現金化は難しいのがデメリットです。
スマホ決済現金化は換金率に注意
75%程度の換金率なら、高い方だと思い満足しなければならないでしょう。
クレジットカード現金化では、換金率75%程度と言われています。
どちらかと言えば、優先順位はクレジットカードの現金化が先ですよね。
少しでも高換金率で現金化をしたいなら、上記裏技を使った方法がおすすめです。
キャリア決済は現金化に規制がかかっている
最近は、電子マネーの取引や売買に規制がありますよね。
キャリア決済は、現金化に必要な電子マネーの購入を制限されるケースが増えています。
例えば、現金化で有名な大手アマゾンのギフト券は、キャリア決済では購入できません。
以前はキャリア決済でアマゾンギフト券が購入可能だったところも、クレジットカードだけに。
問題なくキャリア決済でギフト券購入で現金化できていたにもかかわらず、急に出来なくなった訳です。
この大きな変化がデメリット。
背景には、主に現金化防止が根底にあります。
キャリア決済(電話料金)を一時的にも換金性の高い商品を購入して、現金化できることを問題視したこと。
現金化のためにサービスを導入した訳ではありません。
裏技的な使い方までは、感知しないスタンスだったんです。
ところが、大手がそろって問題として取り上げたのが、電子マネーの部分に他なりません。
だから今できる現金化方法も、いつできなくなるか分からないんです。
キャリア決済を現金化することの問題点・リスク
キャリア決済をする場合の問題点の一つに、利用規約の違反に該当するケースがあります。
バレた際のリスクを知った上で、利用を考えてください。
決済使用の停止
だから違反のペナルティ覚悟で使用することが前提となります。
あなたに覚悟がないなら、基本的にキャリア決済による現金化は不可と考えましょう。
規約違反に当たる場合は、決済の使用が停止させられるペナルティを受けます。
携帯の利用停止・ブラックリスト入り
キャリア決済で頻繁に現金化したり金額が悪質な場合、携帯契約における通話など使用そのものが利用停止になることがあります。
携帯の解約までいたると、解約理由の詳細が不明でもブラックリストに入ります。
分割購入でない場合、他のローン契約などには影響ありません。
だけど携帯会社間の信用リスト入りする可能性が。
以降携帯会社と契約が出来なくなる可能性などがあります。
キャリア決済での現金化は業者選定を慎重に
キャリア決済の現金化方法を見てきました。
最も大切なことは「取引する業者が信頼できるかどうか」です。
インターネットなどの広告で現金化業者を調べてみると、たくさん存在することがわかります。
例えば、同じ金額で同じタイプのamazonギフト券の現金化でも、換金率は取引する業者によって様々です。
中には、換金率が高い現金化の業者を選んで取引しても、手数料や消費税などの名目で過剰に料金をとる悪徳業者も存在します。
自分にあった現金化の手法以上に、目の前の業者が信頼できるかどうか、しっかりと考えることが重要です。
クレジットカード現金化の方法は、時代とともに変化しています。
その時々にあわせて、自分にあった方法と業者をしっかりと検討してください。